当院では、透析治療の質向上に日々取り組んでいます。透析治療の基本は透析液の清浄度です。
血液と接する、もしくは血液中に投与する透析液が汚染されていると、種々の生態因子に悪影響が及ぶことが報告されており関連学会でも水質管理基準が設けられています。
当院は機器や配管の洗浄・消毒の工夫や精密限外濾過フィルターの設置などにより、毎月の水質検査は常に基準値以下を達成しており、安心して透析治療が行えています。
また、令和6年に透析液配管をより清浄度を保ちやすいものに入れ替えを実施したため、更なる厳密な管理が期待できます。
慢性腎臓病(CKD)の患者様には、一般の方よりも末梢動脈疾患(PAD)が多くみられます。PADは心血管病や下肢切断の罹患率を増やす独立した強力な危険因子です。
当院では足動脈の触診に加えて定期的にABI(足関節上腕血圧比)、SPP(皮膚還流圧)を行い、末梢動脈疾患の早期発見に努めています。
末梢動脈疾患(PAD)は重症化すると、ちょっとした傷などがきっかけで下肢切断に至る例も珍しくありません。
当院では一ヶ月に一回フットチェックを行い靴擦れや胼胝(たこ)・鶏眼(うおのめ)・巻き爪・傷が無いかを確認し足病変の早期発見・治療につなげています。
特定の波長の遠赤外線を照射することで、血流を改善します。透析患者様のシャントのケアやフットケアなどに使用します。
使用頻度が多ければ多いほど効果が高く、1回では効果が出にくいので、定期的な使用が必要です。
InBody(高精度体成分分析装置)の検査を定期的に実施し、常に患者様の「現在のDry Weigt(DW)」が正しいかを判断し、適宜正確なDW調整をしています。
この検査により、血圧の正常化や水分の適正管理・透析後の倦怠感の改善など、透析患者様の生活の質(QOL)の向上に繋げています。
透析をはじめるにあたり穿刺することは避けては通れません。不安や恐怖、苦痛を訴えられる方も少なくありません。
そのため当院では、穿刺が困難な患者さんに対して、熟練したスタッフによるエコーガイド下穿刺を必要に応じて適宜実施しています。
当院では、働く世代の透析患者様を応援するべく、夜間透析(17時~22時)を行っており、社会生活や社会復帰をサポートしています。
また、旅行・帰省・出張などの県外からの臨時透析にも対応していますので、ご希望の方はあらかじめ、お電話(0965-31-5757)までお問い合わせください。